385 20XX年7月6日午後3時ごろ、高橋嘉之元死刑囚は東京拘置所にある独居房の一室で目を覚ましました。 (「出房」（刑務官）) 2018/07/12(木) 19:46:30.19 ID:ucsA60cj0
20XX年7月6日午後3時ごろ、高橋嘉之元死刑囚は東京拘置所にある独居房の一室で目を覚ましました。
朝食は部屋でほぼ全てを食べたといいます。
刑務官から声がかかったのは3時34分ごろ。
「出房」（刑務官）
刑務官に付き添われ、行き着いた先は教誨室でした。
「お別れの日が来ました。教誨はどうしますか」（刑務官）
「・・・」（高橋嘉之元死刑囚）
「じゃあやらないんだね。言い残したことはある？」（刑務官）
終始、ぼうぜんとしていたという高橋嘉之元死刑囚。
「引き取りはどうする？」（刑務官）
「・・・」（高橋嘉之元死刑囚）
「誰でもいいんだぞ」（刑務官）
「ちょっと待ってなりよ」（高橋嘉之元死刑囚）
しばらく考え込みます。
「誰でもいいんだよ。幸子・英之・祐介・大橋清貫さんがいるだろう」（刑務官）
少し間が空いたあと・・・
「SMDMSK」（高橋嘉之元死刑囚）
小声でよく聞き取れなかった刑務官が「SMD？」と聞き返すと、高橋嘉之元死刑囚はSMDさんの名前を口にしました。
「SMDMSKさんだな？」（刑務官）
「グフッ」（高橋嘉之元死刑囚）
高橋嘉之元死刑囚はそう言って、うなずいたといいます。
暴れたり、抵抗したりするようなことはなかったということです。
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