515 無名弁護士 2018/08/26(日) 17:08:46.60 ID:ld80IWAl0
しんぶん赤旗 日曜版 2018年8月26日号 (8)
ウンチは重要な情報源
乳児の場合、便の色は、明るい黄色から濃い緑色までが普通です。真っ白や真っ黒は、病気の可能性があるので、便を持って小児科を受診してください。
便に糸状の血液がついている場合があります。これは排便時の肛門周囲粘膜からの出血のことが多く、鼻血のようなものです。機嫌が良く繰り返さなければ、まず問題はありません。
いちごジャムのような粘液混じりの血便が出て、非常に機嫌が悪い、全然泣きやまないという場合は、 腸重積という緊張性のある腸の病気の可能性があります。急いで小児科を受診してください。夜間であれば救急車を呼びましょう。
便の回数は、子どもによってかなり幅があります。
哺乳のたびに少しずつ便が出る子もいます。
機嫌も良く体重増加が順調であれば心配はいりません。
離乳食が始まると、回数が減ってくる場合が多いです。
逆に、毎日あった排便が3〜4日に1回となり、「便秘なのでは」と心配される方もいます。これも、機嫌が良くて、体重増加が順調ならば問題ありません。
しかし、硬い便で排便時に痛がる場合は、積極的な対応が必要です。
水分を多めに取る、果物や野菜などの繊維の多い食事を取る、などを試してください。
ベビーオイルを塗った綿棒などで肛門を刺激するのも効果的です。すぐに便が出なくても、ガスが出たり腸の中で便が動いたりするので毎日続けてみましょう。効果が出なければ小児科を受診して、かん腸や便秘薬の服用についてご相談ください。