【藤原太一殺す】藤原太一★19【KARACORO内部リーク】【千葉県警違法捜査】 (1001)

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175 無名弁護士 (sage) 2018/09/18(火) 15:32:30.83 ID:DnUTZyJH0

あの夜のことを決して忘れない。
足元に転がる屍を一瞥し思う。

僕が彼の自宅に誘われたあの夜。
彼の部屋に行き腰を下ろすと、程なくして彼は風呂に一緒に入るよう僕に言った。
僕は彼に言われるがまま浴室まで付いていった。

浴室に入るや否や、彼は僕の下腹部を撫で回し始めた。
逃げようと思ったが、なぜか金縛りにでも遭ったかの如く動けなかった。
次第に手の動きは早くなり、経験したことのない刺激に耐えられずあっという間に絶頂を迎えた。
彼は白濁液に濡れた髪をかきあげ笑うと、己の巨根を僕の顔先に示した。
何故だか嫌な気はしなかった。
僕は彼を受け入れ、躊躇することなく口を開いた。

あの夜、僕たちは仲間以上の関係になった。
以来僕と彼は会う度に何度も体を重ね合わせた。それでもあの夜より興奮したことは一度もなかった。

ある日いつものように彼と僕は抱き合っていた。
行為が終わると彼は立ち上がり、背中越しに呟いた。
「今日でお前との関係は終わりだ」
突然の破局だった。
どうして。こんなに愛し合っているのに。何故。言葉にならず口ごもる。
「お前の情報を警察に流した。お前は近いうちに逮捕される」
想定外の告白に気が動転する。
「最初からお前なんて道具に過ぎなかったんだよ」
僕の中で何かがぐにゃりと歪む。
あの夜の彼はもういなくなってしまったんだ。
僕は床に落ちていた警棒を拾い上げ、彼に振り下ろした。
鈍い音と共に彼はその場に崩れ落ちる。
彼はもう二度と動かない。
僕は自分の運命を呪い嗚咽した。