272 無名弁護士 2018/09/19(水) 19:32:46.48 ID:aCOv+2pQ0
(続き)
一か月後。
風の噂ではKARACOROは海外へ逃亡したらしい。
藤原太一様は今、六人部屋の病室でベッドに横たわっている。消灯後だというのに隣の老人のイビキがうるさくてなかなか眠れずイライラしていた。
奇跡的に一命を取り留めたものの、全身複雑骨折、全身大やけど、脳挫傷。後遺症が重く、医者には「首から下は一生動かない」と言われた。
首から下が動かないなんて、まるで植木鉢に頭だけ生えているようなもの。自分では何もできず、トイレや風呂も介助を受けなければならない。唯一の味方の家族も死に、身よりもいない。見舞いに訪れる者は誰一人いない。
学校や会社での嫌われぶりを思い出すと当然のことだ。
自分ではどうすることもできない永遠の孤独。これでは死んだほうが遥かにましだった。
『まさかお前、殺してもらえると思ってるのか?』
KARACOROが笑顔で吐き捨てた言葉を、ふと思い出す。その意味が今になってようやく分かった。
「生きてても意味がないジム・・死にたいジム・・・・でも・・動けないから死ぬことすらできないジム・・」
「よお、久しぶりだな。お土産持ってきてやったぜ」
「ジムッ!?」
懐中電灯を持ったKARACOROがいつの間にか病室に侵入していた。KARACOROはすぐさま藤原太一様の口を針と糸で縫い付け、声を出せないようにした。
そしてKARACOROが取り出したのは、ブラウン・ストローマンの腕並みに大きいクソデカ大根。
「これを今からお前の肛門にぶち込むのさ」
「っ、んんん〜!!(いやあああああ、助けて仁身!)」
「どうしても最後にもう一回だけお前をリョナりたくてなあ……日本に帰ってきたんだよ。おい仁身、見てるか? しっかり見とけよ? お前のマンコから出てきた失敗作が純潔を散らす瞬間をよ」
KARACOROはクソデカ大根にローションを垂らす。
「よし、じゃあぶちこんでやるぜ」
「んっ! んんんんんんんん〜〜〜!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )」
齢23にもなる男のうめき声が病室にこだました。
このニュースを耳にした歩く大自然災害(40)は、
「交通事故の報道でよくある『全身を強く打って死亡』というフレーズは、原形を留めていないレベルの損壊の時に用いられる表現ナリよ。藤原仁身がグチャグチャに潰れているところを想像したら勃起してきたナリねぇ……」
とご満悦。
なお、次の開示には間に合う模様。