623 無名弁護士 (sage) 2018/09/23(日) 14:19:44.25 ID:m5fc3jwt0
あれは昨日の晩の事だった。
いつものように出会い系サイトをチェックしていると、一人の女子高生が援助交際を懇請しているページを発見した。
彼女の名は藤原仁身。単身で三重のボロアパートに住み、貧困生活を送っているらしい。
俺は性欲にあらがうことが出来ず、早速彼女と連絡を取り翌日彼女の住むアパートに足を運んだ。
玄関前に着くとそこには一人の小柄な男が立っていた。
眉毛が太く乱雑な髪の毛が特徴的な男は俺を見るなり呟いた。
「君を待っていたよ」
何なんだこいつは。貧相な男を訝しんでいると、突如後頭部を何かで殴られたような衝撃があった。目の前が赤く染まっていく中、何とか後ろを振り返るとそこには気味の悪い笑みを浮かべた老婆が立っていた。
徐々に薄れてゆく意識の中老婆は口を開いた。
「お前が次の藤原圭だ」