14 無名弁護士 2018/11/05(月) 11:51:28.69 ID:SlyWR3ImO
我々は尊師の炎上が何故おさまらないのかという
疑問を解決するため、法律事務所ステディネスがある三田二丁目に向かった。
「尊師はこんなところにいるのか…」
思わず口に出てしまった言葉を同行した上司に失礼だと咎められた。
ガラス張りの前面以外はボロボロのマンション、嘘だらけのホメオパシーを奉じる信者たち、
そして彼らはけんましに来た我々を監視する様に見詰めている。
山々離脱だの、おセックスだの、ひろゆきだので浮かれていた
我々は改めて法律事務所ステディネスの現状を噛み締めていた。
ボロ屑のような家に居たのは老いた父親一人
我々を見るなり全てを悟ったのか、涙ながらに
「ワシの息子をこれ以上いじめないでほしいんじゃ」と我々に何度も土下座して詫びた。
我々はこの時初めて洋は許そうと思った。
誰が悪い訳ではない、尊師の心の貧しさが全て悪かったのだ。
我々は尊師の父親から貰った子子丼を手に、
打ちひしがれながら松戸へと向かった。