618 無名弁護士 2018/11/18(日) 00:51:25.57 ID:rla1rhk20
>>613
私は紅茶が好きだ。しかし完全に私好みの紅茶には出会ったことがない。
紅茶には酸化発酵という過程がある。このときに紅茶の香りやコクが決まるわけだがここを改良すれば私好みの完璧な紅茶ができるかもしれない。
早速ココアサーバーとして使っていた私の友人をしばらく水だけで生活させて紅茶の茶葉を食べさせる。
噛み砕き胃の中で分解され腸の中で発酵した茶葉は肛門を経てティーポットへ落とされる。そこへお湯を注ぎしばし待つ。紅茶のいい香りが部屋に充満する。そしてカップへ注ぎ口に含む。完璧だ。これぞ私が望んでいた最高の紅茶だ。
しかし私の頭には何かが引っかかっていた。完璧であるはずだが何かが足りない。ふと元ココアサーバーの股間についている蛇口に目が留まった。これだ。
さっそく蛇口から黄金のぬるま湯を出してポットに溜める。火にかけて温度が上がってくるとこちらからも紅茶の香りが漂う。先ほどの茶葉にこの黄金のお湯を注ぐと最初に紅茶を淹れた時とは比べ物にならないほど素晴らしい香りが鼻を通り抜ける。
口に含んだその感想はまさに至福の一言である。しかしもう一つ楽しみ方がある。
蛇口からは黄金のぬるま湯だけではなく白いミルクも出てくる。
ミルクの方も紅茶の香りがするが味がまろやかになり味わいが出てくる。
やはり試してみて正解よかった。おかげで今年からはココア以外にも楽しみができた。