【オメガ】小関直哉★1【艦これ二次創作者】 (398)

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369 無名弁護士 2019/04/25(木) 02:10:48.75 ID:IsdOBnBe0

小関直哉「そういう事だからこの機会にと俺は初霜への告白に至ったわけだ。」
小関直哉「何故今に告白なのかと思ったらそういう事があったんですか…」
小関直哉「君への思いは本気だぞ。」
小関直哉「それくらい提督を見てれば分かりますよ。馬鹿にしないで下さい、私はこう見えても提督より年上なんですよ。」

彼の生まれは1989年。今年で30歳である。キモデカニヤニヤガイジの歳の数え方がそれで良いのかどうかは知らないが。

小関直哉「それはそうと是非とも指輪を受け取ってくれないか?」
小関直哉「もちろんです、ありがとうございます。ところでこの宝石も元々ついていたものですか?」

貴美子からくすねた指輪を色々な角度から見ながら彼は鏡に尋ねる。

小関直哉「いや、それは俺の注文だ。金に関しては心配するな。それくらいの蓄えはあるし軍隊生活じゃ特に使う機会も無いしな。」
小関直哉「でも加工しても指輪の効果って大丈夫なんですか?」
小関直哉「その指輪を作った技術部の連中に頼んでしてもらった物だから安心してくれ…
艦娘の誕生日って起工日と進水日と就役日のどれにあたるか分からなかったから
初霜の進水日の11月の誕生石であるトパーズを選ばせてもらった。問題無かったかな?」

ちなみに彼の特定日は3月8日・裏垢ジェルジェルの誕生日は3月9日である。正直人間で言う誕生日がその三つの日のどれにあたるかは私も分からない。

小関直哉「…それに関しては問題ありません。それにしてもトパーズですか…」

トパーズの石言葉は誠実、友情、そして「潔白」。小関直哉には一つも手に入らなかった意味を持つ今となっては皮肉のこもった石だ。

小関直哉「トパーズは嫌いだったか?」
小関直哉「…いえ、大好きです。」
小関直哉「それは良かった。早速つけてみてくれないか?」

言われた通り指輪を左手の薬指につける。無駄に指も太いせいで今にも指輪はちぎれそうだ。そして同時に鏡に映る花嫁の手は右手なので思ったようなシチュエーションを味わえず同じ手に伸び切った指輪を抜き差ししている。

小関直哉「どうですか?」
小関直哉「うん、似合ってる。初霜は可愛いな。」

いい年して鏡に向かってそんな事を言ってると哀れんでしまう。
私は仕返しとばかりに息子の頭を鏡に叩きつけ、小関直哉は割れた鏡と地面二つのものに口付けした。