669 無名弁護士 2018/11/29(木) 02:41:50.71 ID:v+rWp1vI0
対戦車唐澤貴洋は、背中に爆薬と起爆スイッチとなる木製レバーを背負い、木製レバーを垂直に立て戦車を目指して走る。
爆薬を背負った空腹の唐澤貴洋を敵戦車の前に放ち、戦車の下に潜り込んだところで起爆レバーが倒れ、敵戦車を破壊する計画であった。
しかし、精度は高いとは言い難く、たとえ訓練を積んだ対戦車唐澤貴洋といえども、敵戦車が走行する際に発する激しい騒音に怯え、逃げ去ったり自陣に駆け戻り自爆するなど、扱いの難しい兵器であった。
また当初、訓練に自軍の戦車を用いたため、それに対する条件反射が成立してしまい、味方戦車に向かって突っ込んでしまうという大きな失敗もあった。