28 無名弁護士 2018/12/01(土) 00:01:03.27 ID:Rr9V1tCw0
12月に入り、街はすっかり冬の装いを初めた。
街ゆく人々はコートやマフラーを着用しながら寒そうに肩をすくめ足早に歩く。
彼らは信号待ちの間、息を吐いて白くなるのをみては、もう冬だなと実感する。
クリスマスの装飾があちらこちらで始まり、正月用の鏡餅も売られ始める。
駅や街角では年賀状を売る光景が見られ、人々は今年の終わりと新たな年の始まりとをそこかしこに見出すのである。
誰もが幸せになる季節であるが、やはり寒さは身に堪える。
この季節、特に寒さを感じるのは朝である。
そんな朝、目覚めの一杯に私が愛飲するのは