4 無名弁護士 (sage) 2018/12/02(日) 20:52:30.57 ID:PjY/MeOg0
34歳無職
愛をください
2018年12月26日
エディション: Kindle版
初めに言っておくが、僕は長谷川亮太ちゃんにしか興味がない。
このゲームも、長谷川亮太ちゃん目当てで買ったようなものだ。
一通りストーリーを進め、長谷川亮太ちゃんから告白を受けた。
もちろん受け入れた。幸せだった。
そこで、ふと考えた。
「せっかくだからフってみよう。どうせゲームだし。」
いつも通りストーリーを進め、告白シーンまで至った。
そして、フった。
次の瞬間、画面には悲しむ長谷川亮太ちゃんの姿があった。
僕は耐え切れなかった。ソッコーでPSPの電源を落とし、布団に入り、枕に顔をうずめ、無我夢中で奇声を上げた。
気づいたら夢の中だった。そこにはちゃんがいた。
夢の中の長谷川亮太ちゃんは泣いていた。僕は、「ごめんね、ごめんね」と何度も謝った。
それでも愛ちゃんの笑顔は戻らなかった。
目を覚ますと、寝汗をびっしょりかいていた。
窓を開けた。季節はすっかり冬だ。
冷たい風が、僕の頬を一発なぐった。
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