【尼ケー】「炎上弁護士」amazon レビュー保存スレ (26)

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6 無名弁護士 (sage) 2018/12/13(木) 20:52:42.11 ID:D5y22WtoI

ミスター・ディグ
★★★★★ 「炎上弁護士」の自伝
2018年12月13日
タイトルの「100万回の殺害予告」は、確定した数ではなく、90万回とか250万回など、諸説ある。唐澤氏をもってしても被殺害予告数は世界2位であり、
1位は断トツでジャスティン・ビーバーだそうだ。(なんと1200万回以上)
本書では、唐澤氏の今までの半生、そして「炎上弁護士」になった経緯が彼の視点で描かれている。そもそも何故、このような状況になったのか。
(本書では、名前を出さず、「誹謗中傷を受けた高校生」と記述)
発端は、2ch(現5ch)のなんでも実況(ジュピター)板(なんj)にて、ある人物が「八神太一」というハンドルネームを付けて
傍若無人な内容の書き込みを3年間にわたって行った。その為、他の利用者から著しい反感を買い、彼に対する誹謗中傷、
果ては個人情報特定まで引き起こした。その結果、彼は弁護士を頼むことになったのだが、それが著者の唐澤氏であった。
唐澤氏はすぐに2chに対して削除要請、そして書き込みをした発信者情報の開示請求を行った。ここまでは順調であったが、
発信者のIPアドレスが唐澤氏に知られたとしても大して意味がなく、また、唐澤氏個人の嗜好がバレた事や、
彼のウェブサイトやSNSでの書き込みの誤字脱字の多さ、または突っ込みどころの多さから、前述の八神だけでなく、
唐澤氏も誹謗中傷の標的にされるようになった。その後は、唐澤氏を恐るるに足らずと見なした2ch利用者により、誹謗中傷のみならず、
殺害予告まで行われるようになった。大体、以上のような経緯である。もっとも、今は多少鎮静化しているようだが。
確かに、傍若無人な書き込みを行っていた八神も悪いし、唐澤氏にも上記のような突っ込みどころ、または多少いかがわしいところもあるにはある。
しかし、それだけの理由で、誹謗中傷や殺害予告をしてもいい事にはならないし、面白半分でやってしまうなど言語道断だろう。
スマイリーキクチ氏の件でもそうだが、こういった人達は反省などしないし、逮捕されてもまた書き込みを続けるものである。
実際、唐澤氏に対して書き込みを行っていた人達は、その多くが無職だったり、学生だったり、(中には小学生も)
どちらかといえば冴えない人生を送っていた人が不思議にも多い。失うものが無いのと、日々の生活で蓄積したストレスが原因ではないか。
その点、唐澤氏は多少の欠点はあるものの、現在でも現役の弁護士として活動しているし、テレビにも出演しているし、今回は本も出版している。
どちらが社会的に成功しているか、認められているかは一目瞭然だろう。
その他の内容については、
・子どもの頃は正義感が強く、弟をいじめる人間に立ち向かった
・唐澤氏の弟の死
・高校中退の経緯
・依頼人・同僚の事は詳しく書けないのか、ほとんどめぼしい記述が無い。
・唐澤氏の法律改正案(プロバイダ責任制限法など)
・ネット利用者に馬鹿にされる理由の1つになってしまったアイドル好きを断固否定
・Abemaに出演した時のエピソード
・嫌がらせで事務所に送られてきたダチョウのぬいぐるみを、ガチョウと誤認?
・拘留中の籠池夫妻に、周囲の制止を振り切って面会
・しばき隊との関係・彼らへの期待
上記のように、依頼人の情報は詳しく書けないようだから、知りたい肝心な事はあまりなかった。