208 無名弁護士 2018/12/19(水) 07:10:16.25 ID:Lx0y+F0f0
山岡「唐澤さん、仕事に差し障るって言ってるじゃないですか」
唐澤「これからは・・・ちゃんと露出も増やしていかないと・・・宣伝のためにも」
山岡「それがまずいって言ってるんですよ、この間のツイキャスだって」
唐澤「単に知り合いのに出ただけでしょ」
山岡「認識が甘いんですよ。ただでさえ唐澤さんはネットで騒がれてるんですから」
唐澤「そこが・・・その・・・甘いんだよ。迎え火って知らない?」
山岡「はあ?」
唐澤「山火事のときとかね・・・あえて先に燃える木を燃やすことで炎上を防ぐ・・・方法で」
山岡「あえて炎上して、鎮火させるってことですか?そんな」
唐澤「結局一部が騒いでるだけなんだよ。所詮・・・ただ騒ぎたいだけの連中なんだから適当にあしらって」
山岡「結局騒ぎになったせいで事務所も移転することになったんですよ?引っ越し費用だってタダじゃない」
唐澤「そんなの・・・大した額じゃないじゃないか。それに父さんが出してくれたんだし」
山岡「これで2回ですよ?オランダヒルズだって嫌がらせで退去するハメになったんじゃないですか」
唐澤「そんなの僕のせいじゃないでしょ」
山岡「それはわかってますよ。だから抑えてくれって言ってるんです。事務所の責任者として流石に」
唐澤「責任者・・・って言ってもね・・・誰のおかげでやれてると思ってんの?」
山岡「誰のおかげって洋さんですよ。あなたじゃない」
唐澤「でも山岡君だって一人じゃできなかったでしょ。結局父さんに助けられたわけだ」
山岡「僕は洋さんに頼まれたからやっているだけですよ。だったら最初からあなたがやればよかったでしょう」
唐澤「それは・・・まあ僕も騒ぎになって表に出るのはまずかったからね」
山岡「所詮弾除けだったってことですか?僕は」
唐澤「そんなこと言ってないじゃん」
山岡「いいでしょう。とにかく、重要なことは僕を通してもらわなきゃ困ります。今度は本を出すんですって?また」
唐澤「大丈夫だって・・・山岡は心配しすぎなんだよ。思ったより・・・炎上は知られてない」
山岡「だったらなおさら」
唐澤「だからここできちんと自分の意見を本にして出すことで誤解を」
山岡「誤解ですか」
唐澤「誤解だよ。僕は・・・間違っては」
山岡「世間はそう見てくれますかね」
唐澤「わからない?所詮一部が面白半分に騒いでるだけだよ。きちんと誠意を込めればそのほかの人たちには伝わる」
山岡「もういいですけどね。一つ条件がありますが、僕の名前は出さないでもらえますね」
唐澤「まあいいよ・・・そのくらいは」
山岡「頼みますよ、本当に・・・もうじき独立するとはいえ、僕もあと暫くはここの代表です。それまでは指示に従って貰いますからね」
唐澤「わかった、わかりましたよ」
唐澤「まったく・・・どうしてわかってくれないんだ。これだから・・・誰のおかげで・・・」
山岡「これだからあのクソボンボンは」