尊師の高速バスコピペ (65)

←← 掲示板一覧に戻る ← スレッド一覧に戻る

51 - 横向けば尊師 2015/01/13(火) 22:34:04 ID:2dJhrF3M

明日は九州で同期の送別会。坂本事務所から独立し、唐澤洋からの自立を目指す当職は自分で交通費を出す。当職は時間の有効活用も兼ねて寝台列車を利用して行くことにした。
寝台列車の利用は初めてだったので切符の買い方がわからず大混乱、購入する際にみどりの窓口から冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に中学時代を思い出す。「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」と思い、嫌な気分をかき消した。
当職が乗る寝台特急は3段だ。値段で選んだのは失敗だった。狭い天井に頭をぶつけた。
到着するまで寝ようと思ったが上段で揺れが激しいということもあり緊張して寝られなかった。
そこで当職は小腹を満たすため、列車に乗る前に買った幕の内弁当を食べることにした。
ガサゴソと包み紙から弁当を取り出しご飯とおかずを口いっぱいにほおばる。たまらない。
紅鮭の塩が濃かったのと車内が乾燥してるせいもあって洗面所の冷却飲料水はあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくすると列車はSAで食堂車の営業が始まった。あさかぜ号のSAの食堂車にはいろんなメニューがあり当職は時間を忘れて食べ尽くした。
再び寝台に戻り、車内が減光され車内の乗客が就寝に入ろうとしたのも束の間、当職に凄まじい便意とかつてない尿意が降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢三十四にもなる男の奇声が博多行きの寝台特急の中でこだました。