65 - 横向けば名無し 2015/10/23(金) 23:07:33 ID:9Yy/h9Qc
明日は愛人と逢う約束。副社長に着任し、唐澤洋からの自立を目指す当職は自分で交通費を出す。当職は会社の経費で購入したヘリを利用して行くことにした。
ヘリの利用は初めてだったのでヘリポートがわからず大遅刻、搭乗する際に冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に国鉄時代を思い出す。「自分はし尺棟梅の副社長だ、こいつらとは違う」と思い、嫌な気分をかき消した。
当職が乗るヘリは4列だ。値段で選んだのは失敗だった。狭いシートに尻が痛む。
夜景のいい場所に向かうまで寝ようと思ったが隣が若い女性ということもあり緊張して寝られなかった。
そこで当職は小腹を満たすため、ヘリに乗る前に買った弁当を食べることにした。
ガサゴソと包装紙から弁当を取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
塩が濃かったのと機内が乾燥してるせいもあってペットボトルの茶はあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくするとヘリは海老名SAで休憩についた。海老名のSAにはいろんな店があり当職は時間を忘れて食べ歩いた。
再びヘリに乗り、目的地の上空へ向け出発したのも束の間、当職に凄まじい便意とかつてない尿意が降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢五十一にもなる男の奇声がヘリの中でこだました。