124 - 恒心綜合大学附属高等学校よりお知らせですを (sage) 2015/06/20(土) 20:35:26 ID:4t.C.daw0
補遣A
報告書作成から█日後の20██/██/██に、██████研究員を発端とした大規模な収容違反が発生しました。
この拡散に関わった全ての財団職員にはBクラス記憶処理が施され、職員の一部は新たに建設された隔離棟8-3へと異動されました。
これを受けてSCPｰ62783のクラスはEuclidへと格上げとなり、収容プロトコルは改定されました。
SCPｰ62783は限定的なミーム作用を持つキツネのような細い眼をした日本人の青年です。このミーム作用は映像・静止画を含めたSCPｰ62783の姿を視認した瞬間に活性化します。
視認した対象は瞬時にSCPｰ62783の本名・掲示板への書き込み内容を含む限定的な情報（この情報をSCPｰ62783-1に指定）を記憶します。
一度SCPｰ62783-1を記憶した対象は、SCPｰ62783のことを「チンフェ」「チンコフェイス」「犯罪者チンコフェイス［データ抹消］くん」等と呼称するようになります。
その後、対象はSCPｰ62783の実物或いは写真の他者への拡散、或いは記憶したSCPｰ62783-1の拡散への耐えがたい欲求を覚えます。この対象に選ばれるのはより強い拡散能力を持った上司が選ばれることが多いようです。
一度SCPｰ62783を視認した対象は、SCPｰ62783-1の断片的な情報を視認したのみでもこの拡散欲求が活性化しますが、SCPｰ62783-1そのものにミーム作用は存在しません。
この欲求は外部からの制止、あるいは強いコンプライアンス意識があれば十分に抑え込めるものです。
しかし、SCPｰ62783-1を記憶した対象はその性格に関わらず98パーセントが「俺は嫌な思いしないから」などの反社会的な言動を繰り返すようになるため、未汚染の職員による制止が不可欠となります。
これらのミーム作用はBクラス記憶処理によって後遺症無く回復が可能であることが判明しています。
こいつチンフェやんけ！█████研究員に見せたろ！ ――██████研究員
チンフェやんけ！████博士に見せたろ！ ――█████研究員
チンフェやんけ！████ ███博士に見せたろ！ ――████博士
チンフェやんけ！█████管理官に見せたろ！ ――████ ███博士
チンフェの写真やんけ！O5評議会に見せたろ！ ――サイト-27管理官
チンフェの写真やんけ！O5-█に見せたろ！ ――O5-█
チンフェの写真やんけ！O5-█に見せたろ！ ――O5-█
チンフェの写真やんけ！O5-█に見せたろ！ ――O5-█
チンフェの写真やんけ！O5-█に見せたろ！ ――O5-█
チンフェの写真やんけ！O5-█に見せたろ！ ――O5-█
チンフェの写真やんけ！O5-█に見せたろ！ ――O5-█
チンフェの写真やんけ！O5-█に見せたろ！ ――O5-█
チンフェの写真やんけ！O5-█に見せたろ！ ――O5-█
チンフェの写真やんけ！O5-12に見せたろ！ ――O5-█
SCPｰ62783の情報を閲覧した全ての――嘆かわしい事だが、O5評議会も含め――財団職員へ告ぐ。
いいか、今回収容違反が発生したのはたまたま奴の「写真」であり、たまたま終着点が私であったに過ぎない。
もしもSCPｰ62783の実物を連れてこようと発想したもの達がおり、その終着点が私よりリテラシーの低いもの達であった時の事を考えてみたまえ。
SCPｰ62783にO5評議会の過半数が直接接触し、彼の情報の拡散が認可されてしまった事態を想定してみたまえ。
キツネのような眼の人型SCPを衆目の晒し者にするためだけに、職員がSCP財団の秘密と共に街を練り歩くという最悪の事態に繋がり得たことをしっかり認識しなさい。
はっきりいって財団職員の地位の威を借り無責任にSCPの情報を拡散しようとした今回の事案は異常だ。
今回の事案が公になり収容違反者が反省して、収容プロトコルの改定が行われることを切に望む。 ――O5-12