184 - 恒心綜合大学附属高等学校よりお知らせですを (sage) 2015/08/18(火) 23:36:33 ID:dFsn1f/s0
SCP-062 クレタの牝牛
Object Class:Safe
警告:このアーカイブを閲覧するにはクリアランス3以上が必要です
取扱方
SCP-062の扱いは無神論者のみによって行われる必要があるでしょう。一部のO5は敬虔なカトリック教徒であり、彼にこのSCPの情報や実験記録が知らせるべきではありません。SCP-062は通常の人型収容サイト-034に収容されており、クリアランス3以上の職員の付き添いの元サイト内の出入りが許可されています。実験時を除くSCP-062の異常行動はすぐに鎮圧され拘束されます。
もしSCP-062が収容違反や財団との規約を破る行動を行った場合は去勢手術を施します。もしこの処置が実行されるならばSCP-062は無力化されNeutrizedに格下げされます。
1か月に1回実験のためSCP-062が要求する成人男性のDクラスが彼に提供されます。実験後はDクラスは記憶処理を受け解雇されます。実験処理及びSCP-062に関する情報は極秘でなければいけません。
概要:
SCP-062は身長164 cm 体重 75 kgの小太りの中年男性です。SCP-062と性交を行った男性は100%の確率で妊娠します。また性交中は対象者の体内時計が恐るべき速度で進行します。この間対象者の新陳代謝は通常通り消費されます。
結果として着床から数分で対象の男性は臨月状態まで進行することになります。何も妨害を受けなければ対象者はそのまま出産しようとしますが、対象の体内構造までは変化しないためか出産に適さない男性はそのまま母体・胎児ともに死亡します。よってこの手術は帝王切開で行われます。しかし今まで産まれた胎児は[データ削除]を伴っているため、2時間以上生存したケースが存在しません。
この際SCP-062は大量のエネルギーを消費し激しく衰弱します。その場で点滴や大量の食事が提供されますがリソースが存在しない場合は[データ削除]も許可されます。
SCP-062の発見は異常に腹部を膨らました男性の死体が発見され、解剖を行ったところ胎児が発見されたことから財団の注目を受けました。エージェント-298を囮としてSCP-062を下北沢に誘い出し捕縛しました。収容後はSCP-062は財団には比較的協力的であり「自らの行為」を認める限り敵対的行動を起こしたケースはありません。
数か月間のSCP-062の活動を阻止していたところ収容中のSCP-062は突然暴れ出しかけつけた職員に襲い掛かったため月に1回のDクラスとの性行為が認められています。