256 - 恒心綜合大学附属高等学校よりお知らせですを 2016/01/09(土) 16:12:41 ID:TNF5uGtE0
SCP－020 自作自炎
Object Class：Safe
取扱方：人型収容サイト-334に収容されます。収容サイトの周囲50 kmはSCP-020の影響を受ける可能性があるため定期的に不審な放火が無いか点検します。
SCP-020に因する火災は全て収容サイトと管理職員に報告されます。SCP-020にネットなどの配信機材、火起こしの道具は一切与えてはいけません。
概要：SCP-020は２０代の女性です。SCP－０２０は人工的建造物に対して無作為的な放火を行う習性を持ちます。この行動性は本人のミーム性異常から起こる行為です。人工的な建造物とは住居や公共機関など様々なものがありますが、より被害が大きくなるものを重点的に選択します。
放火が起きるとすぐにその火災現場の配信活動を行います。この配信活動はSCP-020による火災が自然鎮火または消防隊による消火が行われるまで続きます。一連のイベントの後SCP-020は自身の放火の際に関する記憶を失い、何らかの失火が火災の原因であると認識するようになります。配信が行われていない時でもSCP－０２０の精神状態によって人工物が自然発火する危険性を持っています
SCP-020 は長野県諏訪市で２００６年に十数回の不審火や火災の現場において「消防隊の到着よりも早く火災現場を配信している女性がいる」という話題によって財団の注目を引きました。回収の後SCP-020の再雇用プログラムによって彼女の精神状態は改善されSCP-020の放火事象は少なくなり２０１５年現在では１件も確認されておりません。今後の観察を見てSCP-020のNeutrizedへの格下げが検討されています。