【唐澤研究所】雑談スレ★1 (105)

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85 - 風吹けば名無し@転載禁止 2015/01/04(日) 21:59:34 ID:da6b57f77

>>84のキャプチャと全文
http://i.imgur.com/jrZtRGs.jpg
パソコンロックし「身代金」要求 日本製ウイルス初確認
 パソコン内のデータをロックして、解除のための金銭などを要求する「身代金要求型ウイルス」の被害が世界で広がるなか、「日本製」とみられる同型ウイルスが初めて確認されたことが2日、セキュリティー会社などへの取材でわかった。インターネット上に犯行予告とみられる日本語の書き込みも見つかり、警視庁サイバー犯罪対策課が情報収集を始めた。

犯行予告も日本語で
 米情報セキュリティー大手、シマンテック日本法人(東京)によると、新たに見つかったウイルスはパソコン内の複数のファイルを開けなくしたうえで「ロックの解除にはビットコインを支払わなければならない」などと日本語で要求する。2014年12月以降、ウイルスの動きを約200回確認したという。
 従来の同型ウイルスはほとんどが英語で、各国語の表示のなかに自動翻訳とみられる不自然な日本語が含まれる程度だった。シマンテックの浜田譲治セキュリティレスポンスシニアマネージャは「今回は長文で自然な日本語。日本人のハッカーが国内を標的に作成したのではないか」と推測する。
 コンピューター関連の書籍を手掛ける出版社「技術評論社」(東京)などによると、同社のホームページが14年12月6日に何者かに乗っ取られた。閲覧すると自動的に不正サイトに移行し、このウイルスに感染する仕掛けになっていたとみられる。
 11月から12月にかけ、短文投稿サイト「ツイッター上」で、技術評論社への不正アクセスやウイルスの配布を予告する書き込みがあり、添付された画像はその後にばらまかれたウイルスの要求文に酷似していた。技術評論社の担当者は「ホームページ管理者しか知らないIDなども書き込まれていた。犯行を予告したのは、不正アクセスの本人である可能性が高い」と指摘する。同社は警視庁に被害を相談している。
 現時点で金銭的な被害は報告されていないが、警視庁幹部は「日本語で巧妙に要求するウイルスが出回れば、国内で被害が拡大しかねない」と懸念を示している。

被害額 世界で年間5億円
 シマンテックによると、身代金要求型ウイルスは不正に改変されたホームページを閲覧したり、メールに添付されたファイルを開いたりして感染することが多い。「身代金」支払いやデータのロックによる被害額は世界で年間5億円を超えるという。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によると、最近は日本でも海外サイト経由の感染例が増加。2014年1〜11月のIPAへの相談は33件で、13年1年間(23件)の約1・4倍だった。
 暗号化してロックされたデータの復元には攻撃者が持つ「鍵」が必要で、いったん感染すると復旧は難しい。要求に応じても復旧の見込みは低く、IPA技術本部の小川貴之氏は「感染に備え、重要なデータは頻繁にバックアップを取るなどしてほしい」と話す。