8 エッヂの名無し 2023/11/28(火) 15:39:03.963 ID:bLLqpq.vj
研究チームは、寄生生物のフクイザラハリガネムシ(Chordodes fukuii)とその宿主チョウセンカマキリ(Tenodera angustipennis)の遺伝子コードを調べた。
その結果、ハリガネムシの遺伝子は、カマキリを自殺に導く「操作中」に、約3200種の発現が上昇し、多くのタンパク質を産生するようになる一方、約1700種の発現が低下するという特異的な変化を示すことが分かった。
一方、カマキリの遺伝子にはほとんど変化が見られなかった。
このことはハリガネムシによる操作方法を明らかにするための重要な手がかりとなった。
つまり、もし遺伝子の変化がハリガネムシの中だけで起きているのであれば、ハリガネムシは宿主の化学物質ではなく、自分自身で化学物質を作り出して宿主をコントロールしていることになる。
それができるのは、ハリガネムシが「遺伝子水平伝播」というプロセスによってカマキリの遺伝子を盗んでいるからだろうと、論文の筆頭著者である理化学研究所の三品達平客員研究員は語っている。
このことは、ハリガネムシの1420個の遺伝子が、カマキリの遺伝子と高い類似性を有していると発見されたことによって、さらに裏付けられた。