539 エッヂの名無し (L20 gwpY-4cVw) 2024/03/01(金) 19:07:05.201 ID:yB7gD4Abz
デビュー3年目の98年を皮切りに、ダービーには14回騎乗してきて、一昨年にはワールドエースで1番人気も経験した(4着)。うまく乗れた年もあったし、もちろん思ったように乗れなかった年もあったけど、すべてがいい経験として今に生きている。
なかでも印象に強く残っている年といえば、やはりキングヘイロー(2番人気14着)の98年と、エピファネイア(3番人気2着)の昨年。キングヘイローのときは、前の週のレースが終わった時点で、一気に緊張が襲ってきたことを覚えている。スペシャルウィーク(武豊騎手)、セイウンスカイ(横山典騎手)と3強と言われた年で、ダービー週は取材も多く、今思えば、そこで発する自分の言葉がどんどん自分を追い込んでいったような気がする。今でもエピファネイアのときのように、自分で自分を追い込む癖はあるけれど、乗り越えてみせるという強い決意のもとに、意識的にそうしているところがある。
でもあのときは違った。その状況と自分の言葉に完全に飲み込まれてしまった。
レース当日も極度の緊張状態にあって、なにしろ返し馬ではひとりだけ違う方向に行ってしまったし、レースでも持っていかれて逃げるかたちに。にもかかわらず、“あ、逃げてしまったな…”と、どこか他人事のように感じていて、今思うと、それ自体が自分をコントロールできていなかった証拠だよね。とにかく冷静でいられなかったし、普段通りのことがなにひとつできなかった1日だった。
福永の若手の章はこのへん掘り下げてほしいわ