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307 エッヂの名無し (L20 ORrZ-4gBC) 2024/04/12(金) 11:57:18.841 ID:6d7RYzN2d

シルヴァーソニックの担当厩務員の話好き

下馬所まで戻るバスの中に設置されたテレビ画面を見ると、カラ馬のまま、まるでレースに参加しているように走る相棒の姿が見えた。
そして、レースが終わり、バスから降りた瞬間、スタンドが「ワッ!!」と湧いた。
 「何が起きたのかと思って、見ると、1〜2コーナーの間のラチの外へ飛び出して横たわるシルヴァーソニックの姿が見えました」
 父同様、ラチに激突すると、そのまま横になってしまったのだった。
 慌ててシルヴァーソニックの所まで走った。とはいえ距離があるので、なかなか現場に辿り着かない。その間も横たわる芦毛の馬体はピクリとも動かない。
 「死んじゃったかと思うと、涙が溢れました」
 肩を落とし、ようやく愛馬の近くまでいき、泣きながらいつものように呼び掛けた。
 「シルヴィー!」

 すると、信じられない事が起きた。それまで微動だにしなかったシルヴァーソニックが、何事もなかったように立ち上がったのだ。
 「死んでいなかったと思うと、ただただ嬉しかったです」

 すぐに馬体をチェックした。すると、出血もなければ、歩様も問題なかった。安堵の念が強くなると、同時に思った。

 「何でずっと横たわっていたんだ?!」

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/2f3741dbf62eca62ee4beb87098fe6f06d265f70