1 エッヂの名無し 2024/04/18(木) 09:01:41.912 ID:1A0v.NIA2
https://i.imgur.com/a38j1kS.jpeg
NASAの探査車キュリオシティが火星で発見した岩石。
水の波によって模様が形成されており、遠い昔は火星に水が存在したことの、これまでで最も明白なエビデンスになります。
石の波模様が形成されたのは数十億年前で、その頃の火星の地表は液体の水に覆われていました。
キュリオシティやパーサヴィアランスなどの探査車たちは、かつて水底だった各地域を探索し、火星の地質史や宇宙生物学の可能性についての情報を得ようとしています。
果たして微生物の化石は存在するのでしょうか?
水が存在したことを示す確かな痕跡
キュリオシティは2012年にゲール・クレーターの底からミッションを始めましたが、現在はかつて湖や小川があったとされる標高3マイル(約5km)のシャープ山(アイオリス山)にいます。
もし火星に生命が存在していたならば、探索するのにふさわしい場所はこういった太古の水の流路です。
NASAのリリースには、同探査車が細かな波状の模様の岩石を発見したのは、シャープ山のマーカーバンド岩層だと書かれていました。
「これはミッション全体で見た中でも、水があったことの最も信頼できる痕跡」だと、南カリフォルニアのNASAジェット推進研究所でキュリオシティのプロジェクト科学者を務めるAshwin Vasavada氏はコメント。
「湖沼堆積物を何千フィートと登りましたが、こんな痕跡は見たことがなかった。それが今、長い間乾燥地帯だと予想していた場所で発見されたのです」
マーカーバンド岩層は、キュリオシティがこれまで探査してきた地域よりも乾燥した気候の中で形成されています。そんな場所で、浅い湖の波によって形成された岩石を見つけたのです。
火星の南極には氷床と極冠がありますし、隕石の衝突で地下にあった氷が掘り起こされたこともありましたが、少なくとも私たちの知る限り液体の水は数十億年間存在していません。
火星は極寒で大気が希薄なため、水は表面で凍り、古代の水のほとんど(NASAによると、少なくとも87%)が宇宙空間に失われたと考えられています。
サンプルの採石は難航
マーカーバンド岩層はあまりに硬いため、キュリオシティは何度か掘削を試みるも、サンプルを採取できませんでした。もっと柔らかそうな場所で再チャレンジするつもりですが、同探査車が探索したいところは他にもあります。
他にも、ゲディズ峡谷の底には、大昔の地滑りで押し流されてきたと思われるデブリ(岩屑)が溜まっています。キュリオシティが到達できない、シャープ山の頂上付近から落ちてきた岩石が埋まっている場所でもあるため、貴重なサンプルの宝庫なんです。
今回発見された波模様の石はかつて火星にあった水の最も明白な痕跡ではありますが、これまでにも水が流れていたことのエビデンスは見つかっています。
以下に、水の流れによって作られたとされる火星の地形画像を集めました。