●一発逆転ファイナルレースやるぞ (1000)

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353 エッヂの名無し (L20 h9pl-4pVw) 2024/06/02(日) 20:43:12.067 ID:Crf4BYIsa

──そうでしたか。(藤岡)佑介さんが、「20期生は“津村か、津村以外か”という期だった」とおっしゃっていたのを思い出しました。
川田 ホントにそういう扱いでしたよ。ただ、逆に言えば、彼の才能が天性のものだったからこそ、それを競馬では上手く生かし切れなかった。その理由を僕なりに分析したんですけど、ひと言で言うと、彼は馬乗りが上手すぎた。どんな馬でも乗りこなせたし、さほど考えることなく、なんでもできちゃった。考える必要がなかった、というのが正しいかもしれませんね。その考えずともできてしまうという天賦の才が、ジョッキーとしての出世を妨げたんだと僕は思ってます。
僕は下手だったから、津村に追いつくためにはどうすればいいかを考え続けた。ある意味、津村のおかげで考えることの重要性を知ったんです。佑介にしたってそうですよ。下手な僕らは、馬を上手くコントロールするために考えないといけなかった。津村の上手さを見せつけられる毎日だったので、常に考え続ける必要があり、一部分でも津村に対抗できる自分の武器を見つける必要があったんです。そうやって考えることが身についた僕たちは、当然競馬においても下手だから、デビューしてからも常に考え続ける必要があった。結果的に、それが数を勝つことにつながったのは間違いありません。
いっぽうの津村は、とにかく上手すぎた。さほど考えることなくすべてできてしまうし、同期のなかで圧倒的に上手かったから、追いかける存在も越えるべき壁もなく、切羽詰まることもない。その結果、考えるということを学べずに時間が過ぎてしまった。そして、もともと優しい性格で、欲深くもない。
津村がね、競馬で馬を勝たせることも馬乗りのように上手ければ、早くから相当な数を勝っていたはずなんですけど、競馬で馬を勝たせる天才ではなかったんですよね。「馬に乗る才能」と「競馬を勝つ才能」は、また別物なので。

馬乗りが上手いのと競馬が上手いのは別次元なんやって