97 エッヂの名無し 2024/09/21(土) 09:14:39.605 ID:EBD3KlwdT
赤旗に遊就館の徹底レポがあったわ
20年前だから今はわからんが、とんでもなくヤバイ展示がされてる
靖国神社が「高度な展示技法」と誇るだけあって、館内の展示は映像、音響、パネルと工夫がこらされています。最初に驚くのが、二階映像コーナーの「私たちは忘れない」のビデオ上映。
「極東の小さな国だった日本が生き残ったのは、欧米列強の脅威にひるむことなく、命をかけて立ち向か(った)」(ナレーション)からだとする解説が強烈な印象を残します。出口のビデオ「君にめぐりあいたい」は、首相ら「三権の長」の参拝、天皇「親拝」の実現にむけてつくられたものです。
「侵略戦争だったという人がいます。虐殺をしたという人もいます。それは大東亜戦争というものを正しく理解していうのではなく、戦後、日本弱体化の占領政策を推し進めたアメリカの言い分を、今日まで信じ込んでいる…ことに、大きな原因がある」
露骨な侵略戦争正当化論です。
館内の展示は、こうした“靖国史観”を映像、音響、パネルでみせる仕掛けです。
たとえば、日露戦争パノラマ館では、室内のスクリーン三面に戦闘風景の写真が映像で映し出され、ナレーションが流されます。「アジアの小国日本が国家の存亡をかけた戦い」として、「プロジェクトX」(NHK)ばりの演出で日露戦争(一九〇四―〇五年)が紹介されます。
そこでは、兵士の雄たけび、とどろく大砲と軍靴の効果音にまじって軍歌が流れてきます。右翼の宣伝カーなどでしか聞かないような「軍艦マーチ」や軍歌調の「君が代」が自然なBGMとして流れる異常さ。身構えなければ、「靖国の世界」に引き込まれるかのよう。
日中戦争(一九三七年―四五)では、中国の「排日運動」や蒋介石の戦術などが戦争の原因とされ、中国側の「在留日本人殺害」などの暴虐が強調されます。ちょうど、当時の政府が「暴戻(ぼうれい=乱暴で道理にはずれている)支那を膺懲(ようちょう=こらしめる)する」として、中国侵略の拡大を正当化していたのと同じ論理です。
もっとも力をいれているのが太平洋戦争。日清戦争(一八九四―九五年)から「支那事変」までの約半世紀の展示スペースと同じ五室があてられています。そこでは開戦の責任は開戦時の米大統領ルーズベルトの“陰謀”にあるとされます。終戦が遅れたことさえ、天皇制「護持」に固執した政府や軍部のせいではなく、日本の無条件降伏を求めたルーズベルトにあったとします。
それを補強するかのように、ABCD包囲網(米、英、中、オランダによる経済的制裁網)の詳細な年表や地図。米国がいかに開戦準備を整えていったかを示す「日米交渉」の年表のタイトルは「和平を模索する日本の行動」。中国侵略の権益を絶対に手放さないとする立場の「和平」をこうして正当化していきます。
責任転嫁の一方で、「わが生命線である韓国」「満州の権益」など、他国領土を「生命線」とする立場が平然と記され、北太平洋からニューギニア、ビルマに連なる線を「絶対国防圏」とする領土拡大の過程を当然のこととして描いています。