393 エッヂの名無し 2024/10/16(水) 09:56:39.456 ID:RJpReN4mg
もともとスパイト行動の実験は公共財への支出を想定して実施されました。例えばある市でみんなでお金を出し合って橋を建てるとします。罰則がなく、橋も問題なく使えるとなればお金を出さず、公共財にフリーライド(ただ乗り)する人は出てくるでしょう。しかし、お金を出さない人が多ければ、他の人も支出を出し渋り、結果としてボロボロで安全性が危ぶまれる橋が建造されるとすればどうでしょうか?フリーライドをもくろんでいた人も仕方なくお金を出すことになるでしょう。
このように“スパイト行動”はある種の同調圧力として機能し、結果として平等な負担を実現するのです。よく“日本人は協調性が高い”といわれますが、それはこのようなメカニズムが歴史を通じて受け継がれてきたからかもしれません。
“いじわる”が全体の平等につながるかもしれないというのは面白いポイントです。ただし、このような日本人の傾向が足の引っ張り合いを生み、イノベーションの抑制や経済の停滞につながっていると指摘する声もあります。