754 エッヂの名無し 2024/10/17(木) 19:13:37.708 ID:iFUEKS/gH
>>229
昔ボツになったこの映画もボツになった理由同じなんかな
ポケモンと人間しか動物のいない、いわば「ポケモン」ゲームが構築した架空の世界。
その世界で、実在した中生代の恐竜ティラノサウルスの化石が発見される。
この発見にポケモン世界の生物学会は大騒ぎになる。そして、重要なことに気がつく。
ダーウィンの進化論はある。動物と人間の進化の過程を説明している。
しかし、実際のポケモン世界に動物は人間とポケモンしかいない。いわゆる他の動物はいない。
古い記録を調べれば、この世界(アニポケの世界)に本物の動物がいた。
だが今はいない。記録には残っているが、人間の記憶にないのだ。
ポケモンが、この世に発生した時期が定かでない。
だが、ポケモンには進化論は通用しない。
なのに新発見のポケモンはどんどん増えていく。
過去に多くの学者が、ポケモンについて研究している。
しかしある時期になるとぴたりと研究を止め、田舎にひきこもり、それ以上の研究発表をしなくなる。
オーキド博士もその例に漏れない学者である。
どうなっているのだ?
記録には残っている動物(写真もあるし、ポケモン図鑑に「インドぞう」「恐竜時代」といった記述もある)が、人間たちの記憶から消えている。
だが誰もそのことに疑問すら持っていない。
何かこの世界の存在自体に、大きな秘密があるのではないか?
人間たちはティラノサウルスの化石の発見に、自分たちの生きている世界がなんなのかに疑問を抱き始める。
しかし、そんな余裕は無かった。
ティラノサウルスの化石の目の部分に青い光がともる。
そして、動きだす。一直線にどこかを目指し進んでいく。
その進路にある、人間の世界もポケモンの野生世界もおかまいなしだ。
川も海も一直線に越えていく。ともかく一直線だ。
邪魔になるものは、すべて、踏み倒していく。
ティラノサウルスを止めなければ、ポケモンと人間たちだけの世界の謎を解くこともできない。
その進路には、主人公サトシのマサラタウンもある。色々なポケモンの生活圏もある。
オーキド博士は、研究所をめちゃめちゃに踏みつぶされても
「いつかこんな時が来ると思っていた。なぜ、こうなるのか分からんけれど……」
としか言わない。実は、オーキド博士にも分かってはいないのである。
「いつかこんな時が来ると思っていた」以外には……。
ともかく、一直線に進むティラノサウルスの化石を止めなければ……。
ポケモンも人間も、本能的にティラノサウルスの化石を止めようとする。
ティラノサウルスの化石を止めなければ、自分たちのポケモンのいる世界の存在が危うくなる気がするからだ。
なぜ、危うくなるのかその理由は分からないが、本能的にそう感じるのだ。
ティラノサウルスの化石の進む進路には、様々な人間のドラマやポケモンのドラマがある。
ティラノサウルスの進行を追いかけて止めようとするサトシら主人公たち。もちろんロケット団トリオも同じだ。
ティラノサウルスの進行方向には、ロケット団の秘密基地もある。ロケット団本隊も化石の進行阻止に必死になる。
いつもの敵も味方もありはしない。
ともかく、ティラノサウルスの化石を止めようと懸命になる。
かろうじて冷静なのは、「自己存在」テーマのミュウツーぐらいである。
そして、ティラノサウルスの化石が止まり、動かなくなったその場所は……。