34 エッヂの名無し 2024/10/22(火) 13:54:46.069 ID:pIOEX3rx4
2001年7月30日発行のTime誌は『Summer of the Shark』なる特集を組み、全米で鮫による襲撃の報告が突然急増したことを報じ、鮫が大きな話題となっているものの、日常生活に潜む他に脅威と比べた場合には特段に大きな脅威とは看做せないと論評している。この論評によれば、全米での鮫の襲撃は1998年に54件、1999年に58件、2000年に79件が発生しており、2001年の鮫の襲撃は例年と比較して異常なものではないというものであった[1]。しかし、こうした冷静な分析は、興奮した全米の人々の耳には入らなかった。
9月初めにはヴァージニア州で10歳の少年が鮫に襲われて死亡した。全米の3大ネットワークのニュースメディアは、全てトップニュースとして鮫による事件を取り上げた。
しかしながら、インターナショナル・シャーク・アタック・ファイルによると、2001年における世界中での鮫襲撃発生件数は76件で、前年の85件よりも減少していた。死者数に関しても12人から5人に減少していた。米国近海での発生件数は、2001年は55件、2000年は54件で、ほぼ同じであった[2]。
このようなことが起こったのは、マスメディアが鮫の脅威を過剰に煽ったことによる。この結果として、全米では年に250人程度が落雷により死亡するにもかかわらず、5分の1程度の件数でしかない54件の鮫の襲撃がより多く報道された。