●ガイアフォースの取捨 (356)

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279 エッヂの名無し (L20 n0vc-4gVw) 2025/02/18(火) 21:00:48.643 ID:p6zkZqMxO

中山初騎乗での重賞初制覇(92年G?京王杯AH)を飾ったトシグリーン、日本ダービーでナリタブライアンに勝負を挑んだナムラコクオー、涙のG?初制覇の相棒スリープレスナイトは騎手として。重賞・G?の両初制覇をもたらしたベラジオオペラや、今年の牝馬クラシックでの活躍が期待されるアルマヴェローチェ、角居厩舎から引き継ぎ初期から厩舎を支えたアイアンバローズは調教師として。上村洋行とタイトルをつかんだパートナーは多けれど、師が出会った?理想のサラブレッド?は、ともに栄光を手にした相棒ではない。
「自分の一番はサイレンススズカ。それはやっぱり変わらないですよ。あの馬に初めて乗ったときの衝撃は今でも覚えていますし、本当にあのような馬はいません」
騎手として殻を破るべく、アイルランドに渡るきっかけをつくってくれた橋田満調教師が、帰国に合わせて用意した栗毛の若駒。背中から伝わる乗り味は、23歳の上村騎手に深く刻み込まれた。まだ若く繊細過ぎた性格もあり、上村騎手とは結果を残せず手を離れ、1年後に夭折。しかし、関係者やファンの記憶に残るように、師の心と体から離れたことはない。
「サイレンスと同じことを求めるというより、何が足りないかを測る?ものさし?になっています。それは今でも生かしていますよ」
あまりにも偉大なものさし。現時点ではベラジオオペラもアルマヴェローチェも、これまで管理してきた馬も及ばない。だから細心の注意を払いながら鍛え、万全の状態で送り出す。だから育成牧場とも連携し、馬主にも包み隠さず意思疎通を図る。だから師が見いだしたG?馬2頭たちと同じように、原石を納得いくまで調べあげる。その一つひとつが厩舎を太く強くし、ものさしを超える馬が現れるまでの道筋をつくっていくのだ。

上村に悲しき過去・・・