475 エッヂの名無し (L20 sbDL-6WJB) 2025/06/13(金) 22:52:14.513 ID:fTdNLOUlu
今世紀はないらしい
JRAでももちろん、カンパイの事例はある。最後に起きたカンパイとなると、1997年12月20日までさかのぼる。中山で行われたダート1200メートル戦(当時=3歳500万下)。的場均騎手騎乗のエフワンナカヤマと横山典騎手騎乗のマチカネシルヤキミが同着1着となったレースだ。
当時を知る的場調教師に話を聞くと「普通は外枠の馬が最後入れなんだが、そのレースは1番枠の馬が最後に入ることになっていたんだ(※)。それをスターターが忘れて、スタートを切っちゃった。千二なら普通はテンから行かすけど、俺はすぐにカンパイだってわかって引っ張ったよ。だから勝ったのかもな(笑い)」と振り返った。
なお、JRAで起きたカンパイは、平成に限ると先のレースと90年3月31日に行われた中山6R(当時=サラ系4歳未勝利)の2例のみ。21世紀に入ってからは一度もない。決して歓迎すべき出来事ではないが、実際に目の当たりにした方にとっては貴重な経験と言えるかもしれない。