284 エッヂの名無し 2025/08/15(金) 09:50:04.145 ID:7mmBzlUpJ
7月27日、現地を訪れた別のアメリカ人写真家が星野のテント近くにテントを張ったが、その夜金属音で目を覚ました。外に出ると小屋の食糧庫にヒグマがよじ登り、飛び跳ねていた。ヒグマは体長2 m超・体重250 kgはある巨大な雄クマで、額に特徴的な赤い傷があった。アメリカ人写真家が大声を出して手を叩くと、ヒグマは地面に降り、今度は星野のテント後方に周った。その最中、テントから顔を出した星野に写真家は「あなたのテントから3 mにヒグマがいる」と警告し、小屋のドアを叩いてヒグマが出たとガイドに告げた。小屋から出てきたガイドは鍋を叩き鳴らしながら近づき、7、8 mあたりでクマ除けスプレー(以下スプレーと略)をヒグマに向けて噴射したが、ヒグマには届かなかった。その後もガイドが悪戦苦闘しつつスプレーを噴射し続けると、ヒグマはテントから離れていった。なお、同地は自然保護区のため銃の所持・使用は禁止されている。
事後、ガイドたちは星野に小屋で寝るよう説得したが、星野は「この時期はサケが川を上って食べ物が豊富だから、ヒグマは襲ってこない」として取り合わなかった。一方でアメリカ人写真家は身の危険を感じ、近くの鮭観察タワーに宿泊した。
8月1日、環境保護団体のグループが訪れ同地でキャンプをしたが、靴を持ち去ったり、写真家が不在だった鮭観察タワーに一晩中よじ登ろうとするヒグマに怯え眠れなかったという。
8月6日夜、再度星野のテント近くに現れたヒグマをガイドがスプレーで追い払った。ガイドは再び強く小屋への移動を勧めたが、星野はこの時も聞き入れなかったという。
8月8日の深夜4時頃、星野の悲鳴とヒグマのうなり声が暗闇のキャンプ場に響き渡った。小屋から出てきたTBSスタッフは「テント!ベアー!ベアー!」とガイドに叫んだ。ガイドが懐中電灯で照らすとヒグマが星野を咥えて森へ引きずっていく姿が見えた。ガイドたちは大声をあげシャベルをガンガンと叩いたが、ヒグマは一度頭をあげただけで、そのまま森へ消えていった。テントはひしゃげていて支柱は折れ、星野の寝袋は切り裂かれていた。ガイドの救助無線を受け、ヘリコプターで到着した捜索隊は上空からヒグマを発見し、射殺した。星野の遺体は森の中でヒグマに喰い荒らされた姿で発見された。