4 エッヂの名無し 2025/09/01(月) 04:36:15.891 ID:BBGX8CgcH
なぜFASTがウケたのか
FASTが流行ってもう5〜6年になるので、米国ではそれなりになぜウケたのかの分析が進んでいる。
1つの理由は、視聴者の「サブスク疲れ」だ。米国のテレビ視聴は長らくCATVが中心であり、地上波をアンテナで直接受信している世帯は非常に少ない。ここが日本と大きく違うところだ。
動画のサブスクサービスが台頭した2010年代頃から、CATVの契約を切ってサブスクに絞るユーザーが出てきた。ケーブル契約を切るので、これらの人たちは「コードカッター」と呼ばれた。
しかしその代わり、サブスク契約は1つというわけにもいかず、3つも4つも契約する羽目になる。それぞれの料金は必ずしも安いものではなく、家計を圧迫し始めた。
さらにサブスクサービスは、何を見るか懸命に複数のサービスをブラウジングし、結局何も決められないまま時間だけが過ぎるといった現象を引き起こすようになった。目の前にあまりにも沢山コンテンツがありすぎても、決められなくなってしまうのだ。
さらに視聴スタイルも異なる。サブスクサービスは基本的にはビデオレンタルに代わるものなので、コンテンツは映画のように前のめりになって視聴を迫るものが大半である。テレビ放送のように、カウチにケツを預けてピザをビールで流し込みながら頭を空にして眺めるような、リーンバック型の視聴スタイルとは馴染みが悪い。
毎晩毎晩仕事から疲れて帰ってきてるのにこれは辛い、というわけである。もっとテレビ的なコンテンツを、タダで見られないのか。こうしたニーズにFASTがハマった。