573 エッヂの名無し 2025/09/23(火) 16:41:01.552 ID:6JqSnKZL8
ワイくんのお蔵入りした書評や
あんまり楽しい気持ちになれんやつ
『宗教と日本人』
信仰は所属や実践に従属し、信仰こそが宗教の核であるというかつての宗教観に対して、信仰と所属と実践はそれぞれ部分的に重なり合う対等な集合であるという枠組みを本書は提示する。そして「信仰なき宗教」「宗教なき信仰」などとといった分析を通じ、日本人の独特な宗教観を浮き彫りにすることを目指す。
「第2章 仏教の現代的役割」では、ネルケによる葬式仏教のサービス業化批判に対して、著者はそれは檀家制度の頃からそうなってると反論している。しかし、いつからサービス業化が始まったにせよ、その変容が起こっているのが事実である以上、これは批判への十分な回答になっていない。
現代日本人の宗教観に特異な立場を認めようとするあまり、議論が上滑りしているように感じられる点が見受けられた。