876 エッヂの名無し (L20 B5LY-64h1) 2025/10/06(月) 20:26:49.969 ID:Q/Lf/drqg
分かりやすく説明すると
胸腺にはMHCクラス1とクラス2を発現する上皮細胞があって、未熟なT細胞に自己抗原を提示しているんや
まずはポジティブセレクションで「自己抗原をそこそこ認識できるT細胞」が生き残る
ここでMHCクラス1を認識したものは『キラーT細胞』に、MHCクラス2を認識したものは『ヘルパーT細胞』になるっていうわけ
その後、ネガティブセレクションで「自己抗原に強く反応しすぎるT細胞」が排除されるんや
ただし、ネガティブセレクションで強めに反応するヘルパーT細胞の一部は排除されず、『制御性T細胞』として胸腺から出て免疫抑制に使われる
これが今回のノーベル賞の研究や