180 エッヂの名無し (L20 cyR4-6sXF) 2025/12/23(火) 16:40:08.171 ID:y2HuubqJH
実際、有馬記念でマイラーが好走したのはいつかと問われれば、はたと手が止まる。まずマイラーの定義の問題だ。マイルG1勝ちがあるもののドウデュース、ドリームジャーニー、ブエナビスタをマイラー認定をする人は、もちろんいるだろうが、多数派とはなるまい。06年と07年3着ダイワメジャーは希代の名マイラーといって差し支えないが、皐月賞も天皇賞・秋も勝った中距離含みのマイラー。純マイラーとは違う。91年勝ち馬ダイユウサクが1200メートルのレコード勝ちやマイルオープン勝ちから有馬記念の臨戦からマイラーの印象がなくもないが、古馬以降の主戦場は2000メートルだった。88、90年勝ちのオグリキャップが現役当時、距離不安をささやかれた。とはいえ「純マイラー」的な評価をされていたかと言われると、そうではなかったはず。おそらく競馬ブーム華やかなりし88〜91年で、オグリキャップの隔年制覇、サッカーボーイやサクラホクトオーなど距離に壁がありそうな馬の好走、そしてダイユウサクがメジロマックイーンを差し切ったことをとどめとして「有馬記念はマイラーでもこなせる」というフレーズが人口に膾炙(かいしゃ)したものと思われる。その後98、99年に連覇したグラスワンダーが補強したか。とにかく純マイラーの有馬記念好走例はないにもかかわらず、このフレーズが長らく消えないのは、伝説的な名馬や逆転劇の伝承、時折マイル実績馬が走る事実、最後に「血統的なイメージ」に支えられていると思う。