52 エッヂの名無し 2026/01/05(月) 10:09:54.439 ID:89uJIZXDQ
>>36
川柳(せんりゅう)とは、江戸時代中期に「前句付(まえくづけ)」という遊びの選者(点者)として活躍した柄井川柳(からいせんりゅう)という人物の名前(俳名)に由来する詩歌の形式です。彼が選んだ句は「川柳点(せんりゅうてん)」と呼ばれ、後にその句自体が「川柳」と呼ばれるようになったものです。
語源の背景
和歌から連歌、そして俳諧へ: 川柳のルーツは和歌にあり、上の句(5・7・5)と下の句(7・7)を別の人が詠む「連歌」が発展しました。
「前句付」の流行: 連歌の形式から派生し、あらかじめ決められたお題(前句)に5・7・5の句を付ける「前句付」が庶民の間で大流行しました。
柄井川柳の登場: 浅草の柄井八右衛門(俳名:川柳)がこの前句付の優れた選者として人気を博し、彼が選んだ句集『誹風柳多留(はいふうやなぎだる)』は多くの人に読まれました。
名称の定着: 柄井川柳の選んだ句が「川柳点」と呼ばれ、明治時代以降、「川柳」という名称が定着しました。
川柳の特徴
口語体: 俳句が文語体であるのに対し、川柳は話し言葉(口語体)で詠まれます。
季語・切れ字不要: 俳句で必須とされる季語や切れ字(や、かな、けり等)の制約がありません。
風刺・世相: 人情や世相をユーモアを交えて風刺したり、庶民の生活を軽妙に表現する句が多いのが特徴です。