544 エッヂの名無し (L20 9p3x-6Fq0) 2026/03/30(月) 22:07:01.047 ID:x9lra8lVB
そこにはこう書かれていた。湛山が首相になり、閣僚名簿を「ある一人の人」に見せたのだが、その人は名簿を見て、次のように言ったというのだ。
「自分はこの名簿に対して只一つたずねたいことがある。どうして岸を外務大臣にしたのか、彼は先般の戦争に於いて責任がある。その重大さは東條(英機)以上であると思う」(『自由思想』2016年5月号)
湛山は私信のなかで「天皇」という語は用いていない。「ある一人の人」と書いている。
しかし、一文を読めば分かるのだが、これは天皇以外にありえない。戦時下の岸への天皇の不信感は、歴史の流れに則った怒りであり、その感情は戦後も一貫して継続していたと言うべきであろう。「東條以上」との言は、一閣僚ではあるが、軍人よりも責任が重いと断定していたという意味だ。