7 エッヂの名無し 2026/04/24(金) 02:47:34.656 ID:7ZslIEFS0
放課後の屋上は、思ったよりも静かだった。
遠くで聞こえる部活の掛け声も、ここまで来るとやけに遠い。
「まどか……どうして、呼び出したの?」
暁美ほむらは、いつもの冷静な声で問いかける。けれど、その視線の奥には、わずかな揺れがあった。
「えっと……その……」
鹿目まどかは、言葉を探すように指を絡める。
うまく言えない。でも、言わなきゃいけない気がした。
「ほむらちゃん、いつも一人で頑張ってるでしょ?」
「……そんなことはないわ」
即答。でも、どこか少しだけ寂しそうだった。
まどかは一歩近づく。
夕焼けが、二人の影を長く伸ばす。
「わたしね、ほむらちゃんに、ちゃんと伝えたいの」