●上半期反省会 (1002)

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677 それでも動く名無し (アウアウウー Sa69-gD+i) 2023/06/25(日) 18:43:14.32 ID:Y9rgar9Ra

たとえば、2019年のクラシック戦線をともに戦ったヴェロックス。皐月賞2着、日本ダービー3着という結果で、馬自身も世代トップレベルだと自信を持って秋初戦の神戸新聞杯(2着)に臨んだわけですが、直線で前を行くサートゥルナーリアに文字通り子供扱いされるかの如く、とても楽にぶっちぎられた。圧倒的な強さを見せつけられて、絶対に逆転することのできない能力差を感じる負け方をして終わったんです。
神戸新聞杯以降、サートゥルナーリアがいようがいまいが、直線に向いて頑張って走っても勝てないということを覚えてしまったので、目一杯に動かないまま終わるレースが続き、彼本来の能力を発揮することは一度もありませんでした。
想像するなら、サートゥルナーリアにぶっちぎられたとき、「あ、勝てないんだ。こんなに強いんだ。頑張ったって、どうせ勝てない」と悟ったんでしょうね。一生懸命走ろう、頑張ろうという気持ちが消えてしまうほどの屈辱感と敗北感を味わったんだと思います。

アスビクって心を折られた負け方してたっけ