物覚えが悪く、いざって時に首を切りづらい高齢フリーターは採用を嫌がられ、バイトも見つからない。
いよいよただ生きるのでさえ苦しくなる。当然、貯蓄があるわけでもなく、親戚からも疎まれる社会のお荷物と化す。
親は死去するが、パラサイトの子供でお金を消費して苦しかったので遺産などはおりてこない。
住んでる住居は老朽化したり賃貸料金は払えないので、いつしか一線を超えてしまい、
雨風をしのぐために公園やガード下へ。服は毎日同じ。プライドを捨て、
コンビニ・飲食店の残飯まわりを始める。なれればどうにかなると甘く見ていたが、
もはや思い出を思い出して浸ることさえできない厳しい生活となる。浮浪者ぐらしは心がすさみ、
まわりの治安も悪い。不良からの暴力や家消失なども日常で起こる。不衛生で、夏は熱くて苦しく冬は寒くて苦しい、
体中がかゆく悪臭ただよう下劣な環境で生活することになる。隣人もいつもイライラしているのでいざこざが絶えない。
浮浪者の平均寿命は50代である。