藤井「よし、例のやついくか」 藤井はブラの詰め物のズレをきちんと直し、像の前に直立した。 藤井「玉川兄弟に、敬礼っ!」 俺「なんで敬礼すんだよ、ていうかお前のそれ『どーもすみません』じゃん」 藤井「いや、なんとなくな」 自転車の籠から袋を持ち出しながら言う。 藤井「むしろ俺たちが新世代の玉川兄弟だし」