お、れ、の、は、な、し、を、き、け (9)

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1 1/1 (sage) 2006/01/16(月) 00:11:24.50 ID:22pPS2oK

そう、それはあの日、俺が生まれた日のことだった。母は一人で歩いていた。
あの日は雪が優しく降り積もり、母は悲しそうにつらそうに病院へと向かっていた。
止まない雪に足を止めた母、雲は晴れ上がり悩まない太陽がそっと差し込んでいた。

 なぜないているの?なかないで・・。

俺は、いや僕は喋れない。でもそう思ってた。

 僕は大丈夫だよ。そんな顔しないで・・。

僕はその場にいなかった。でもその時の様子が記憶に残ってる。
そして知ってた。何故母が悲しそうにしていたのかを・・。