746 アフィリエイトクリックお願いします 2018/04/13(金) 23:02:36.61 ID:X8o8rnsf0.net
「日本の観客に関していえば、清太に同情的な意見が多数ありました。私としてはそれは意外でした。
というのは、作る時に清太は非常に今の子供に似ていると感じました。要するにあの時代でありながらそれなりに貯金があったため、清太はおばさんに頭を下げたり屈服せずにやっていけると思いお金があれば何とかやっていけると感じたのです。
清太が不運だったのは今の子供と違って、お母さんが病弱なために清太は家事が出るのです。そういう自信があったから自分たちでやっていけると感じてしまったんですね。
こういうあり方っていうのは、今の子供に非常に似ていると思います。人々と何とか折り合いをつけて屈辱的であっても頭を下げるときに下げなくてはいけない、妹と生活をしていかなければいけないのですから・・・。」
1999年「高畑勲監督 インタビュー映像」より