●しまじろう実況 (739)

←← 掲示板一覧に戻る ← スレッド一覧に戻る

258 風吹けば名無し 2021/06/27(日) 17:49:29.89 ID:eVPKd9Zs0.net

日曜阪神11R 宝塚記念(G1)
◎本命馬
?クロノジェネシス
(牝5、美浦・国枝厩舎、戸崎騎手)
普通に考えれば、クロノジェネシスで仕方ない。だが土曜のルメールの冴えない手綱、そして「欧米、ドバイからの帰国初戦がG?の場合はアタマなし(2016以降)」のデータなど、重箱の隅をつつけないこともない。そもそも宝塚記念は圧倒的な人気馬から入るべきレースなのだろうか?

過去にここで悲願のG?初制覇を成し遂げた馬の例は枚挙に暇がない。ただしそれが重賞すら初めてというのは、グレード制導入後は35年前、パーシャンボーイの1例があるのみだ。今年はそんな奇跡を夢見て、10番カレンブーケドールに敢えて本命を打つことにする。

まずは天気が思ったほど悪くならないのが好都合。土曜の阪神はそれなりに時計が出ていて、例年の夏開催の水準よりわずかに掛かる程度に回復していた。雨の降り方も、当日未明に上がり、お昼前にぱらついて正午すぎからはまた曇りに戻るということで、おそらく悪くても稍重はキープできそうだ。どちらかというと道悪適性では強力2頭に見劣るカレンだけに、スピード持続力勝負に持ち込めるのは助かるはず。

ディープインパクト産駒も過去マリアライトの1勝だけだが、それは長年宝塚記念を支配したステイゴールド、そして近年のキングマンボ系に屈していたからだ。今年はステイゴールド産駒不在、孫世代にもメロディーレーンでは厳しいし、キングマンボ系もシロニイではさすがに無理筋。キセキもいるが、2年連続2着ですでに仕事をし終えた感もあり、押さえまででいいのでは。となれば、今年はディープにもチャンスがあるはずだ。

そして前走重賞勝ち馬の連勝例も近10年で1回だけというデータに縋れば、レイパパレよりこちらだろう。母はチリの歴史的名牝、底力は十分だ。

前走、どうみても距離の守備範囲を超えていた天皇賞でいったん先頭に立った時は、改めてこの馬の能力に敬服した次第。ここで大輪を咲かせ、レース後にこそ涙雨を降らせてほしい。

$お宝馬
?ユニコーンライオン
(牡7、栗東・中竹厩舎、松山騎手)
逃げ腰で申し訳ないのだが、去年のモズベッロのような色気タップリのお宝馬ではなく、紛れてくれれば儲けものというトーンでの推奨となる。こちらもディープ産駒。ときおり出現する小回り型のディープで、母父がフレンチデピュティだけに持続力勝負に向く。そして前走安田記念で忙しい競馬を経験させての距離延長も不気味。その安田記念でも0秒5差6着に健闘し力を示した。この馬も馬場の大幅悪化が避けられそうなのはプラス。高齢馬だが、ヒモ荒れの期待を託す。

相手上位は ?レイパパレ。