290 チン・シャオミン 同志 2016/04/30(土) 01:35:16 ID:BfBSq1tw
仕事ばかりで家庭を顧みなかった父親
名家の娘の靴を舐め出世したことを知っている唐澤貴洋
その母は教育を詰め込むばかり
その父は何も知らず小言を言うばかり
気の弱い唐澤貴洋は従うほか無かったが、弟は親を嫌った挙句死んでしまった
素行は母の眉を潜めさせるような彼だったが、唐澤貴洋にとってはかけがえのない弟だった
唯一の同志だった
そんな彼の死を父は嫌な顔をして隠蔽した
それ以降唐澤貴洋はより無能になった
これは父への復讐なのだ
財を食い潰し、馬鹿な高校生を好機とばかりに炎上する
これは母への復讐なのだ
緩やかな自殺こそ気の弱い彼の唯一の核兵器
炎上の火は反逆の狼煙なのだ