4 名前が出りゅ!出りゅよ! 2014/06/22(日) 00:03:34 ID:sYLlz47.
当職は洋のアザラシのような浅黒い尻をあるがままに見、感じ、愛撫しながら、
何か自分の中に汚いものを愛するような異常な性欲が出てはこないかと思った。
当職の奥深く潜在していた自分でも知らない倒錯が、突然、
啓示のように目覚めはしないかと待ち望んだ。たとえ残虐な憎しみのような偏愛でもいいから、
──ははっ、いい四十のオジサンのおケツに残虐な偏愛を感じるっていうのも、
よく考えればおかしな話だが──
当職のナルシスを性の歓喜に打ち震えさせてはくれないかとひたむきに願った。
……けれど待てど焦れど、そんなものは一向に出てきやしなかった。
洋の尻を凝視すればするほど、当職のナルシスは耐えられなくなったように
小さく萎んでいくのだ。「そんなものに愛を感じられるはずはないじゃないか!」
とでも叫ぶように、当職のナルシスは当職の願いも空しく打ち萎れていくのだ。
続く