片想い (14)

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3 名前が出りゅ!出りゅよ! 2014/07/17(木) 12:12:42 ID:riQqqQcs

放心状態で受け取った後、ようやく名刺のことを思い出した。そうだ、渡さなくては。食べるのは店内で、と答えていてよかった。帰りに渡せる。
渡すまでに過ごす時間が惜しい席につき、急いで食べる。座席につくとズボンの汗が尻穴に入り込んで痛かったが、気にならなかった。
3分ほどで完食、完飲し、立ち上がる。勢いは大切だ。注文ラッシュが終わったようだ。重たい腹を揺らして彼女へと真っ直ぐに走る。
息を切らしてやって来た美男子に彼女は驚いた様子だった。
お客様、いかがなされましたか

恋をしたんだ。 心の中で呟く

必死に口を動かす
こここここここここここここここここここここここここここここここここれ。
遂に名刺を差し出せた。
彼女は受け取り目の色を変える。しか、何故だか隣の男にそれを回した。隣の男はこちらを睨み、レジを出てくる。
ま、まさか彼氏なのか。
男の言葉を聞くのが怖い。だが発せられたのは恐れていた言葉ではなかった。

警察を呼べ!お前何大変なものウチの店員に見せつけてんだ!

そう言って唐澤貴洋を羽交い締めにした。
頭の中が真っ白で身動きできない唐澤貴洋は見た。彼女の軽蔑の目と握りしめられた小学生女子の裸の写真を。
そして全てを理解した。

床に倒された唐澤貴洋は涙を流し咆哮した。

あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )

昼下がりマクドナルドに中年男の涙と下痢のマックシェイクが散らばった。