5 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2015/08/21(金) 16:21:05 ID:S2bCrgJk
私はナイフで刺す事を開始しました。
ナイフを弟に振りおろし、最初に少し抵抗を感じた後に、さくりと肉の中へと埋まっていく感触。
弟はもう声を上げることは出来ませんでしたが、刺すたびにびくり、びくりと手足を痙攣させていました。
愛する人の内側はどうなっているのだろう。そんな疑問が浮かんできました。
私は弟の腹部を開示すると、生臭いにおいを発するそれを目の当たりにしました。
噴き出す血を啜ると、その血が直接下半身に流れ込むような錯覚に陥りました。
まだまだ暖かい弟の内側に頬ずりをすると、天使の羽に触れたような心地よさを感じました。
ああ、私は愛する人の内側に触れているんだ。
唯一、弟の内側に触れた事のある人間なのだ。
愛欲の炎で燃え上がり、嫉妬の鎖で縛られていた苦しみを、独占欲の剣が断ち切ってくれました。