930 名前が出りゅ!出りゅよ! 2022/10/23(日) 19:48:12.02 ID:9+HzyGuQI
「エクシアの工作員とハセカラ民のせいで当職がエクシアの闇を捲る系弁護士を演じても効果が激減しているナリ...」
これはいけない。そこで当職はSFC卒の高額歴の頭脳をフル活用し、こんな妙案を閃いた。
「原田、警察の取り調べ資料を持ってこいナリ」
原田は直ぐにやって来た。当職は古く錆びた万年筆をデスクの奥底から乱暴に取り出し、書き殴りを始めた。
原田が持って来た資料には主にハセカラ民が当職の神聖なる名を冒用して当職の事務所や全国各地に送られた殺害予告・爆破予告の夥しい文面が所狭しと記載されている。
「唐澤さん、何をするのですか?」
原田の問いに対し、
「なあに、奴等の真似事だよ。もちろん犯罪なんかはしないナリ」
原田の方を見向きもせず目の前の紙に向かって何か書いているようだ。
10/23(土)のー
「今日は日曜日です。」
「分かってねえなあ原田君よ。ハセカラ民の知能の低さを忘れたナリか?」
午後15時34分にー
おっと素で間違ってしまった。まあいいか。野球と334くらいしか共通の話題がない引き籠りハセカラ民に午前・午後の感覚などあるはずがない。このままでいいや。
折角なら洋と原田も巻き込んでやるか。
続いて唐澤貴洋とその父唐澤洋 同僚の原田學植をナイフでメッタザシにして○すと書く。
「原田、名前の漢字合ってるナリか?」
原田に向けられた紙には唐澤の悪筆で3人への殺害予告が書かれていた。原田は呆然としていたが首を縦に振ったので続けよう。
紙の上にあるオランジーナはー
すると原田が吹き出した。当職のユーモアは一流だ。芸人の岡田と太紙に認められた正真正銘のコメディアンと言っても過言ではない。
奴等は俺のアクセサリーが好きだからな。どうせなら洋と一緒に厚史も使うか。だったらオランジーナは最後の晩餐にしてやるか。
「なあ弟よ。墓にふりかけてやったオランジーナは美味しかったナリか?」
心の中でそう呟いたが笑いを堪えるのがいよいよ苦しくなってきた。