1 撃たれても動く名無し@転載禁止 2023/07/15(土) 13:32:29.46 ID:f+wR7FxX0主
国の名はそれぞれ
防、五、徳──
果たして大陸の統一を果たすのはどの国なのか──
(前回までのあらすじ)五軍が壊滅し、その難民を受け入れたことにより徳軍・山下将軍に狙われた防国。首都・璽亥に甚大な被害が出る中、六頭星・布ニ々々の献策により、彼の故郷であり領国である沙和の国へ落ち延びることとなった防国一行。過酷な旅を経て、獣を愛する異郷でつかの間の安息を得る防国の民たちだったが、そこへも徳の国の追撃が迫る。しかし防国王・賢孟は一計を案じていた。
それは防国本陣を囮とし、防国の都市機能すべてを北端の瑞へ移すという奇策だった──
防国王・賢孟は次いで江洲居、やっぱり瑞、いや新しいほうの江洲居と次々に遷都を繰り返し、徳軍を撹乱、徳の攻勢が限界を迎えたところで璽亥への帰還を図る。
首都を奪還し、喜び合う防の民。
戦乱は終わった。そのように見えたのだが──
なんと首都近郊へ伏兵を忍ばせていた徳軍が再度璽亥を包囲。もはや後を断たれた防軍の決死の防衛戦が始まる──
意外にもあっさりと首都を守りきった防軍。実は徳軍の大部分が大陸の外から来た傭兵で、契約の時間がすぎると同時に迅速に引き上げてしまったのだ。怒り狂う山下将軍。捕らえた捕虜からの情報により、今回の戦には仙界の三大仙人、字炎、張明都、陳来の派閥争いが絡んでいることが判明し、宿星の数がすべてを決める仙界へ防国首脳陣は赴くこととなる。
ことの発端は字炎による張明都への嫉妬だった。張明都は三国を跨って広く信仰を集める仙人であったのだが、それをこころよく思わない字炎が、山下将軍や雅副将軍に天命を与え、叛乱を扇動させていたのだ。
しかし紗和の国や亀国への無差別な侵攻は民の失望を招き、徳国では五へ再び寝返る将や民が続出した。
一転して窮地に立たされた山下将軍のとる決断は──?
※この物語は演義を原作としているため、史実と異なる部分があります
(NHK.毎週日曜午後八時より放送)